いよいよ春ですね。
私には春特有の持病のようなものがありまして、その症状が出はじめたので『いよいよ春ですね』と云う次第です。
いえいえ、花粉症といったものではありません。
その点は幸いにも鈍感にできているようで無事に過ごしています。
かと言って、難しい病のようなものでもありません。
春が近づくと、目覚めがやたら早くなるのです。
自分では体内時計が秋冬型から春夏型に切り替わるときに発症するのだと考えています。
この症状は大学の授業が始まり、新しいクラスの授業が二巡するくらいまで続くことはこれまでの経験で分かっています。
今朝も、午前三時少し前に目が覚めてしまいました。
そうなると、眠ろうとして焦ってもうまく眠れませんので、開き直って本を読んだり音楽を聴いたり、ラジオを聞いたりします。
日本企業の「トヨタ」がリコール問題に端を発し、社長がアメリカ議会の聴聞会に呼び出される事態になっています。
ラジオを聞いていると、特別番組でアメリカの公聴会がライブで放送されました。
その答弁で、日本人の発言がのらりくらりと逃げ回っているように聞こえたのか、アメリカ人から『Yes or No』と詰め寄られる場面もありました。
それを聞きながら、「世の中そんなに単純なら苦労はいらないよ」と、布団のなかでつぶやいてしまいました。
日本人同士でも、最近ではなかなか含みのある言葉のやりとりが難しくなってきました。ましてや、共通の文化的基盤を持たない外国の人たちにとって、今朝のトヨタ社長の答弁は実にまどろこしい言い回しだったのかも知れません。
また、発言者の立場によって言葉を選ばないといけないことも当然あるでしょう。
世の中はいろいろな側面を持っていますのでなかなか善悪、可否などの判断の難しいことがあります。
このように書くと、トヨタ贔屓のように思われるかも知れませんが、必ずしもそうではありません。
一般論として話しているだけで、トヨタに関しては別の意見があります。
つまり、『Yes or No』では言い表せないのです。
トヨタはグローバルな企業を目指して拡大路線を歩んできたのですから、やはりその言動もグローバルな対応が求められて当然で、それに応える必要があります。
日本的な価値観を盾にする甘えは許されないはずです。
褌をしっかりしめてかからないと。
おっと、ふんどしとは極めて日本的な表現でした。
この〔亀カメラ〕ではあまり小難しい社会問題などは取り上げないことにしているのですが、今日はちょっと調子に乗りすぎました。
これも、睡眠が不十分で妙に気分が高揚している所為だとお笑いください。
世の中すべて多面体で複雑です。
その上、表層は時々刻々変化していきます。
そんななかで、写真にとって大切なことは、どの視座から何処を、どのように見るか・・・、また、それをどのように写真で表現・伝達するかと云うことになるのでしょうが、これが一筋縄ではいきません。
しかし、私の写真などはグローバルなんて端から考えていませんので、気楽なものです。
思うがまま。
分かる人には分かる。分からない人には逆立ちしても分からない。
それで、十分。
私の写真をすべての人が理解すべきだ・・・なんてことは目指していませんよ。
と云うことで、今日の写真はいちばん分かりにくい写真を二枚選んでみました。


