「あるがまま」が私の写真

写真の審査の帰りに、〔カメラのキタムラ〕天神店に立ち寄って、カメラを触ってきました。
RICOH GXRに50mmマクロレンズを着けて接写撮影をしたときの合焦スピードが遅いをよく聞きますので、どれくらい遅いのかを確かめたかったのです。

この店には、卒業生の下川くんが働いていますので、あれこれ質問をしながら、ピント合わせの速度を確かめてみました。
確かに速いとは言えませんが、接写スナップなんて実際問題やりませんので、私にとってそれほど問題になるとは思えませんでした。

合焦スピードが速くて精度良くピントが合ってくれれば言うことはないのですが、それほど気にはなりませんでした。
ただ、一つ問題を発見しました。

私は歳相応に老眼です。
老眼になると近くのものが見辛くなります。
つまり、液晶画面でピントの確認をするのに問題があるのです。

これまで、こんなことはなかったのですが、RICOHの液晶画面は、ピントが合ったのかかどうか判然としなかったのです。
ピントを見るためにいちいち老眼鏡を出すのも面倒です。
私にとって、GRXの液晶はフレーミングと露出の確認くらいにしか役立たないようですから、ピントに関してはカメラのオートフォーカスを信じるしかなさそうです。

やはり老眼にはファインダーが必要なようです。
RICOH GXRにも着脱可能な外付けのファインダーがあるのですが、同様のファインダーを別売しているORYMPUSのも、Panasonicのも、不格好でボディとの一体感に欠け、外付けファインダーは私好みではありません。

春の新型カメラに向けて一歩前進するつもりで、カメラ店にやってきたけれど、逆に、足踏み状態になってしまいました。


JC0306.012 福岡県 JR鹿児島本線車中 B35zm#

先週の土曜日に所用で久留米に言ってきました。
その途中で電車の中でみかけたシーンです。

私の右前方に座っていた男子高校生二人。
携帯電話に夢中です。どうやらゲームをしている様子。
耳にはヘッドフォンステレオ、目は携帯電話やゲーム機の液晶画面に釘付け。
車窓の景色が季節の色を変えていることなどにはとんと無関心。

こんな光景は特に珍しいものではないのですが、「猫も杓子も携帯かよ・・・」とか思いながらカメラを構えました。

そのうち、携帯電話の画面を見ていた手前の男子高校生が突然、眼鏡を額のところに押し上げて携帯電話の画面を凝視。
写真を撮る人間は、ちょっとした変化に反応する習慣があるものですから二回ほどシャッターを押しました。

一枚は列車の揺れが原因でブレていましたが、二枚目は何とか写っていました。
この写真ではあまりはっきりと分からないかもしれませんが、眼鏡を額のところに押し上げて近くのものを見るといった動作は、私たちくらいのジジイがよくやる仕草ですよね。
それを、若い高校生がやったものですから驚きました。

次の写真は久留米に着いたときに撮りました。
JR久留米駅構内の案内地図を見ていた初老のサラリーマンです。
今日の話の流れからいくと、このおじさんも眼鏡を持ち上げて、案内板に身を乗り出していてくれれば、万事上出来なのですが、世の中、それほどお誂え向きに物事ははこびません。

JC0306.015 福岡県 JR久留米駅 B35zm#


イメージを絵に描くのであれば、想い通りの筋書きを展開できるのでしょうが、現実社会に縛られることからくる難しさが写真の面白さなのではないでしょうか。

昨今、デジタル流行ですから、写真の世界も〔加工〕と言う作業でイメージ映像を作り上げる人たちが居ますが、私の考える『写真』は、目の前のものとの結びつきをカメラに収めたものですから、あるがままが信条です。


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JC0209.052 広島市南区出島 b35zm#

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