ハワイを黒白フィルムで長く撮ってきました。
それが、近年のデジタル写真の波に飲み込まれるかたちで、私も本格的にデジタルカメラを使うようになり四年を過ぎました。
2007年の1月に、これまで、フィルムカメラで使い続けて来たM型ライカのデジタルカメラ、LEICA M8を手に入れて以来のことです。
ハワイをデジタルカメラで撮り、カラー写真に仕上げるようになって、何が変わったかというと、気分でしょうか。
色に助けられ、なんでも写真になりそうなので、撮影中の気分が楽になったような気がしています。
銀塩黒白写真の時代には撮らなかったようなものまで、ついつい撮ってしまいます。
だけど、撮影枚数は銀塩黒色時代とデジタルカラーに変わった今もそれほど変わらないのは不思議です。
黒白の場合は現像が終わるまで撮影に成功したのか、失敗したのか分からないため、保険の意味合いもあって、一つの被写体に何回もシャッターを押してしまうことが多いようです。
デジタルの場合には、撮影結果が確認できますので、「これで良し」と打ち止めも早いので、一つの被写体に対する撮影枚数が少ないのでしょう。
気楽になったかわりに、気が抜けてしまわないように、戒めなければならない・・・そろそろ、そんな時期に差しかかってきたようです。
ハワイ滞在三日目の〈ハワイ日記〉です。
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ハワイに来て二度目の朝。
まだ、時差ボケ気味なのか、昨日の疲れか、ぐっすりと眠り、目覚めが日本に居るときよりも遅かった。
窓から差し込む朝の透明な光で目が覚めた。
窓のブラインドを下ろしたり、カーテンを引いたりするのは好きではない。
朝は朝日に起こされる・・・これが理想の目覚め。
ハワイだと、鳥の声で目覚めることもある。
いずれにしても、自然の優しさに目覚めるのは素晴らしい。
窓辺の丸テーブルの上に置かれた、安っぽいコップの影が長く伸びていた。
昨夜、ビールを飲むときに使ったコップだ。
コンパクトデジタルカメラで、今日最初のシャッターを押す。
ちょっと拍子抜けのシャッター音は、眠気覚ましにもならない。
部屋で朝食を食べながら本日の行動計画を練る。
思い切ってロングドライブと決めた。
ロングドライブと言っても私が運転するのではない。
ローカルバスの旅である。
オアフ島の西側を目指すことにした。
バスで行くことが出来る、西のどん詰まり、マカハビーチまで。
西に向かう時はバスの左側の座席が良い。
西側の海岸線に辿り着いた後は、終点のマカハビーチまでは延々と海を眺めることが出来るのである。
バス・パスを利用して、気が向いたところで、気ままに下車。
最初に下車したのは〈ナナクリ〉。
確か、元関取の〈小錦〉さんの出身地。
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〈ナナクリ〉から、〈マイレ〉〈ワイアナエ〉、そして終点、〈マカハビーチ〉。
〈ナナクリ〉では、少年たちが波と戯れていました。
〈マカハビーチ〉では、お母さんと家路に向かう少年と目が合いました。
何も知らない旅行者が、簡単に「楽園」と言ってよいものか、いつも迷うのですが・・・やはり、楽園そのものです。




























